1万人の第九築地1クラスレッスンメモ(2019/11/1 15:00)

最初は、本番でゲストと歌う歌(山崎まさよし セロリ)の合唱部分の練習。受付でもらった楽譜を使って、簡単な音取と「Uh がんばってみーるよ」のリズムの確認。

第九の練習はは先回と同様 Ihr Stuerztの<>ところから。Millionenのcres. からWelt? のff, Such' のppの強弱表現をしっかりさらう。

643からのff のUeber Sternen muss er wohnen とフーガに入る前の三連符の伴奏で歌うppのUeber Sternen muss er wohnen は歌詞は同じだけれど意味が違うことをよく理解して歌う(前者は内心で決意を固める強さを歌う。後者は本当に主のお姿がほのかに感じられた神秘的な感動を静かな確信を持って歌う)。ppのところは各パート同じ音を糸を引くように持続的にきれいに歌う。後半で音が下がらないように(特にテノール。今回は2回目でOKが出た)。

下村先生はここの部分が第九のクライマックスであるとおっしゃいます。

大切なことは自分はどう歌いたいかの思いをしっかり持つこと。

1万人の第九をイベントであるとか、お祭りであるとか考えてはいけない。ベートーベンをリスペクトして歌う。そのためには、ベートーベンの思いが詰まった譜面のとおりに(強弱、レガート、休符などを)しっかり歌うこと。

ここから最初にもどって練習。

Deine Zauberのところ。Freudeに続いて、はじめての男女四声のユンゾン(テノールは時々オクターブ上に行く)の歌が始まる。ここで大合唱団の力を聴かせることが大切。そのためには観客が驚くような、表現豊かな歌い方をする事。単にリズムだけで浅い、喉で出す声で歌ってはいけない。

Jaのところ。とにかくバスは賛同を示すJaを力強く発生すること。nie gekonntにsfのピークを持っていく歌い方をさらう。

Kuesseのところ。vor Gottは他のパートの音を聴いてきれいなハーモニーを作る。

フーガの部分。意外とあっさり「まあ、いいでしょう。」言いたいことはいっぱいあるが言わないでおこうという感じでした。個人的にはdein Hei --- Heiligtum dein Hei -- Heiligtum!の言葉がハマらないことがあるので、もっと練習しないといけない。

SのDeine Zauberのところ。急いでしまって言葉が甘くならないように。810のPoco adagioの>p のところを情感深く歌う。

918 からの最後の部分を力強く歌う練習。テノールは高いラの連発なんだけど、だんだんこの「ラ」が強く歌えるようになってきたように感じる。

レッスンもあと一回(11/15)。しっかり歌おう。