2021-12-12から1日間の記事一覧

立花隆が紹介するテイヤール・ド・シャルダン(1881-1955年)が示す人類(サピエンス)の進化した未来(100万年後)の姿に思いを馳せる。ユバル・ノア・ハラリの「ホモ・デウス」を60年以上先行・凌駕している。人類の精神が一つに綜合されるユートピア。そこに神を見るのは自由だ。

立花隆の「サピエンスの未来」を図書館でたまたま見つけて読んでみた。 これは、立花隆(1940-2021年4月30日)が東大の駒場で1996年の夏学期に行った「人間の現在」という講義の記録である。初回は500人が聴講したが、最後の講義まで残っていたのは80人程度…