1万人の第九築地1クラスレッスンメモ(2019/10/4 15:00)

きれいな音の空間を作る。そのために「歌う」、「ハーモニーを聞く」ことを主眼にしたレッスン。

【Dのパート】

子音をはっきり発音する。

語るように歌うことを意識する。

【Jaのパート】

前半はマルカート、後半はレガートを意識する。

weined sich aus diesem Bund. は文字通り悲しい感じで歌う。

【Kuesseのパート】

リズム読みのような歌い方ではダメ。情感を込めて歌う。

【男性合唱のパート】

424小節からのfreudig が3パートで重なってくるところ、3回目がsfである表現をしっかり歌う。この3小節で、バス⇒テノール1+2⇒全員 というように声部が重なり、音量が増えることを意識する。

肩を組んで左右に揺れるような2拍子の歌い方をしない。この行進は天空の理想郷のなかを進んでいることを意識してしっかり歌う(佐渡さん流の解釈でなく、譜面に忠実に歌う。)

【Nのパート】

619節の(f)は単に大きいだけでなく、広がりを持って歌う事。

631節の< >とその後のcres. のコーラスを丁寧に合わせる。

638節のffのWelt? は頭のヴェだけ強い歌い方はダメ。ヴェールトと太く、厚みが増していくような歌い方にする。

【フーガの後】

742節のSuch'のcres.からのコーラスのハーモニーの練習。

【SのDeine Zauberからの部分】

走り過ぎないこと。

810節からのpico adagioをしっかり歌う(ソプラノ主役、アルト控えめ)

914節からの最後のところをffで歌いきる練習。

以上