第九の二重フーガのところ、指揮者(大友先生など)が使う譜面(ベーレンライタ―版など)と日本の合唱用譜面(カワイ、MBSなど)で異なるところが2ヶ所ある(泉先生)

11月23日の泉先生のレッスンで聞いた話です。

第九の二重フーガのところで、指揮者(大友先生など)が使う譜面(ベーレンライタ―版など)と日本の合唱用譜面(カワイ、MBSなど)で異なるが2ヶ所あるとのこと。

【アルト677小節】

 Hei-lig-tum  のligを発声するのは2分音符(ド♯)からでなく、最後の4分音符(レ)から。(テノールのdeinと同じ音で違う発音する。なるほど)

テノール724小節】

Mil-li-o-nen!のliは2分音符(ラ)からでなく、最後の4分音符(シ)から。

歌い方は ミーリーオーオネーエンでなく、ミーイリオーオネーエンになる。

私は、5000人や1万人の第九のレッスンで実際にここまで細かい指導を受けたことはないけれど、泉先生曰く、大友先生からは指摘があるかもしれないとのこと。

各パートの合わせ精度を追求する合唱をベーレンライタ―版を正本として学ぶときには注意が必要ですね。西本250人第九はどうなるかな。

#第九合唱 #ベーレンライタ―版