音楽
多くの人が言う。「モーツァルトは他の音楽とは違う」と。 私も「モーツアルトか、それ以外か」というぐらい別格に思える。なぜなんだろう。 「それはモーツァルトが天才だからさ。」そうかもしれない。 それでは先に行けないので、モーツァルトをモーツァル…
ワーグナーの「ニーベルングの指輪」。何を描いているのかとても興味があった。しかし、この長大なオペラをまさか全部見ることはないだろうと思い、20年ぐらい前に図書館で本を見つけて4巻読んだ。 あらすじはおおよそ理解したけれど、これをオペラにしたワ…
モーッアルトの「魔笛」(K.620)。モーツァルトが亡くなる1791年に作曲された最後のオペラ作品(ジングシュピール)。 2幕で2時間40分程度の作品。 今回初めて観た。すべてにモーツァルトが溢れてていて、素晴らしい。プロジェクションマッピングを使った宮…
ヴェルディのアイーダ。これを劇場で見るのは厳しいご時世に、METのライブビュービューイングで堪能した。 2018年の上演。METの昇降機全部を使いきって演出し、舞台や大道具の使いまわしが凄い。合唱団は100人以上。ソリストは文句なしの名手ぞろい。 METラ…
Daniel Levitin氏の「This is your Brain on Music」。2006年に米国で出版され評判になった本。その邦訳の版権がYAMAHAに移り、新版となって今年の1月に出たので読んでみた。 著者のLevitin氏はミュージシャンから音楽プロデューサになり、その後神経科学者…
eiga.com ピカソ「アヴィニオンの娘たち」1907年 映画「ピカソがピカソになるまで」を観て来た。ピカソ(1881-1973年)のキュビズムの絵が少しはわかるようになるのを期待していたが、やっぱり無理だった。 現代絵画を切り拓いた絵と位置付けられる、ピカソの…
2020年11月29日に鎌倉芸術館小ホールでヴェルディのオペラ「椿姫」のMETの舞台のライブビューイング(2018年12月15日のライブ映像記録)を見た。 METにいるのと同じように幕間があって、その時間を使って歌手や指揮者へのインタビューやメイキング映像(指揮…
2018年5月28日、マドリードからスペイン新幹線AVEに乗ってコルドバへ向かった。 バスに乗り換えて旧市街に向かい、グアダルキビル川の向こう側に古都の風景が見えた時は「おおっ」という感じがした。 【コルドバ】 コルドバの町 ローマ橋 ローマ橋を徒歩で渡…
クラシックギタリストとしては、アルハンブラ宮殿に一度は行かねばならないと思っていた。 2018年5月29日の夕方にグラナダに入った。観光バスから送迎のバンに乗り換え、かなり丘を登っていって、パラドール・デ・グラナダに到着した。 【パラドール・デ・グ…
私のピアノはクラシックの譜面再現型なので、コードで弾く訓練が全くできていない。 トライ(3の意味)アドと言われるドミソのような三音和音もキーが違うと(D♭とか)「あれっ」て感じだし、4音のメジャーセブンスどころか、5音のメジャーセブンスナインス…
【YouTubeでジャズを習うー(2)】 定番コード進行を覚えるとカッコよくギターが弾けそうだ。でもペンタ(=ブルーノート)の指癖一本やりではオシャレさが足りないのも分かった。コードトーンを入れよう。
Youtubeを見ていると、ジャズ系の定番コード進行を教えてくれるものが結構ある。 例えばこれ。この動画はとてもいい。ギターなので私にはわかりやすい。 https://www.youtube.com/watch?v=q1xWTGl3fCg ここで出てくる定番進行は キーはCとして ① Dm7(Dm9で…
最近のリラックスタイムは、リビングのテレビでYouTubeをよく見ている。 グーグルアシスタントの機能があるので、リモコンに向かって「ジャズピアノの弾き方」なんて叫ぶと、お勧めの動画がいっぱい出てくる。 よさげなチャネルの番組を見て言ると、ジャズは…
北川先生のレッスン最終回。120席の会場に115人ぐらいいる。席数20のテノールは18人もいる。バスも同じぐらい。それぞれ席数40のアルト、ソプラノはほぼ満席。今回はいつもと反対側のバス側の端の席に座った。バスの音を聞きながら自分の音を合わせて見たか…
北川先生の3回目のレッスン。私は2回目の参加。 最初の声出しはシュテュルツトーシュテュルツトーシュテュルツトと、言葉で音階を歌う。その意図はStuerzt の最後の子音zt をしっかり発声すること。 続いてSchoepferを同じように。これはpfをしっかり発声す…
大御所北川博夫先生のレッスンの2回目。私は北川先生は初めて。寒い雨の夜なので集まり具合はどうなんだろうと思ったが、宴会場のような会場を横長に使って、横方向に24席、奥行き方向に5列椅子を並べて、計120席が用意されている。そこに、およそ、アルト35…
さすがのマエストロ練習会。定員1700人と言っている、すみだトリフォニーホールが3階までほぼ満席。さらに、ステージにはアルトとソプラノが合わせて250人ぐらい上がっている。客席のテノールは150人、バスは200人ぐらいだろう。客席とステージを合わせた女…
11月23日の泉先生のレッスンで聞いた話です。 第九の二重フーガのところで、指揮者(大友先生など)が使う譜面(ベーレンライタ―版など)と日本の合唱用譜面(カワイ、MBSなど)で異なるが2ヶ所あるとのこと。 【アルト677小節】 Hei-lig-tum のligを発声す…
泉先生の三回目のレッスン。今回で泉先生のレッスンはおしまい。 前の2回のレッスンメモにあることをさらいながら、フロイデから最後まで歌った。 http://yoshihiro-kawase.hatenablog.com/entry/2019/10/15/122027 http://yoshihiro-kawase.hatenablog.com/…
東京地区の参加者1700人(主催者発表)で佐渡裕総監督の指導を受けるレッスン@文京シビックホール。 18:45の開場の30分前に到着。既に200-300人ぐらい並んでいたが、8割方が女性なので、テノール席の前から4列目に座れた。 全体を見た感じでは、参加…
最初は、本番でゲストと歌う歌(山崎まさよし セロリ)の合唱部分の練習。受付でもらった楽譜を使って、簡単な音取と「Uh がんばってみーるよ」のリズムの確認。 第九の練習はは先回と同様 Ihr Stuerztの<>ところから。Millionenのcres. からWelt? のff, Suc…
前半はフーガの前までの復習。どちらかというとリズム感を持って歌うことが主眼。とくに6拍子のところ(一つの発声の中にピアノの伴奏が3音あるということを意識する)。 フーガに入る直前、ピアノ伴奏が三連符の連打になって、お父様がほのかに感じられたと…
発声練習の後、Ihr stuert nieder から最後までを丁寧にさらう。休憩後、最初に戻ってIhr stuert nieder の前までをさらう。 前半は雑談一切なし。いい音楽を作るための真剣な指導。 自分はこう歌いたいという思いを持って歌う事。 【フーガに入る直前(主の…
大人気の泉智之先生の2回目のレッスン。 祝日という事もあって、雨にもかかわらず700人の会場が満席。数十人が立ち見でした。 フロイデからフーガの先、766のコーラスを歌いきるところまで。 歌詞を自分なりに理解して、その思いを込めた歌い方をする…
横尾桂子先生の発声発音指導と大塚正仁先生の音楽指導が並行ですすむレッスンでした。 横尾先生のドイツ語発音が5000人の第九の標準なんだな、と理解。 大塚先生はバリトン。フロイデからMまで、特に前半を丁寧にさらいました。 【横尾先生のボイトレ】 右手…
きれいな音の空間を作る。そのために「歌う」、「ハーモニーを聞く」ことを主眼にしたレッスン。 【Dのパート】 子音をはっきり発音する。 語るように歌うことを意識する。 【Jaのパート】 前半はマルカート、後半はレガートを意識する。 weined sich aus di…
下村郁哉先生の築地1の第2回目のレッスン。 1回目は諸般の事情で欠席したので、本番参加のためにはこれから5回全部出席しないといけない。 経験者クラスなので音取りなしで、部分ごとにまず合唱して、改善点を指摘されてそれができるように声部パートごとに…
今日は人気絶頂、特に女性ファンの多い泉智之先生のレッスン。 祝日にスター講師の登場という事で、700人収容のすみだリバーサイドホールが立ち見が出るほどの大盛況。 私は発顔合わせなんですが、さわやかなイケメン。ソプラノ声域がファルセットでそのまま…
佐藤一明先生。声楽家。時間をかけた発声練習から始まって、ドイツ語らしい発音や、p, sfなどの強弱表現などを丁寧に習ってとてもよかった。自分の甘い発音が結構直された。 DからMまでさらう。初心者もいるけど、全員が歌える前提で、表現力をあげることを…
「1万人の第九」の経験談の本を書きました。アマゾンのキンドルで8月11日に発売されます。そのプレビュー版です。 人生100年時代を楽しむ 大人の歌の始め方 「1万人の第九」と「ゴスペルライフ」の感動の舞台へ行こう 目次はじめに歌が歌いたい第一章 おとな…
令和元年7月14日に「人生100年時代を楽しむ おとなのピアノの始め方 発表会でショパンが弾けるゴキゲン練習法」をキンドルで出版しました。その「試し読み」を下に記します。 全編はアマゾンで購入できます。 https://www.amazon.co.jp/dp/B07TY8SRW7/ref=sr…